後悔するのは「自分で決めていない」からです

起業の心得

行動しよう。挑戦しよう。

いろんなところでよく言われることだと思いますし、
このところよく聞くフレーズのように思います。

特に、起業しようとか開業を目指すという人の周りには
盛んに飛び交っているフレーズではないでしょうか。

そしてよく合わせて言われるのが「後悔」という言葉。

「後悔しないように挑戦しよう」とか、
「行動しないと後悔するよ」とか、
そういった言われ方をすることも多いように感じます。

僕もだいたいのところはそう思っていますし、
まあ深く掘り起こせば細かい但し書きはいろいろ出てくるんですが
大方間違ってはいないと思います。

 *

ここに二つの選択肢があります。

1.誰かに反対されて止められて、行動しなかった
2.行動したけど、失敗に終わった

よくある選択肢かもしれませんが、果たしてどちらが後悔しないでしょうか?

おそらく、後悔しない可能性が高いのは2のほうだと思います。

人は結果に対してよりもプロセスやアクションに対しての方が
後悔が残る可能性が高いように思いますね。

行動や挑戦することが習慣になると、それだけ後悔することも少なくなるはずです。

仮に失敗したとしても、
それが致命傷にならない・再起不能にならないということであれば
失敗したことに対する後悔は少ないんじゃないでしょうか。

特に独立・起業に関して言うと、行動・挑戦しなかったら
「なんであの時やらなかったんだろう…」
と、ずっと後悔の念が付きまとうかもしれませんね。

ただ、「行動したかどうか」もそうなんですが、
それよりも後悔に直結する可能性が高い要因があります。

それは、「自分で決めたかどうか」ということです。

 *

1が後悔することになるだろうと思われる要因として、
「行動しなかった」こともそうなのですが、
実は「誰かに反対されて、止められて」のほうが強いんじゃないかと思います。

「自分はやろうと思ったんだけど、反対されて止められたからやめたんだ」
という部分が、強い後悔を引き起こすことになる要因だと思います。

なぜなら、自分で決めていないから。

これが「いろいろ考えてみた結果、自分で行動しないという判断をした」
ということであれば、おそらく後悔することもないでしょう。

逆に、2のほうでも
「誰かにそそのかされてやった結果、失敗に終わった」ということであれば、
「だからやめとこうと思ったんだ」と後悔が残るかもしれません。

行動しようがしまいが、後悔することになるかどうかは
「自分で決めたがどうか」が大きな要因になるのです。

だから、
「後悔しないように行動しようよ」
という呼びかけは実は正しくなく、
正しくは
「後悔しないように行動するかどうかは自分で決めよう」
ということになります。

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