上手く休むことが健全な事業の継続につながる

起業の心得

人間にとって、休むことはとても大事なことです。

特に、何かを長く続けるためには、
途中でどのように休むかがとても重要なことになると思います。

起業して会社をつくって、
事業をやることについても同じことが言えます。

会社経営にとって、最も大事なことは何でしょうか?

実は、黒字を出すことでも、規模を拡大することでもないのです。

それは、「継続すること」です。

継続するためには利益を出し続けないといけないし、
そのためにはお客様に満足していただける商品やサービスを
提供し続けないといけないので、
日々努力をしていくことになるわけですね。

逆に、起業して会社をつくって数年ですぐに閉じてしまうことは、
利用してくれていたお客様に対しては無責任に映るかもしれないし、
取引してくれていた業者さんに対しても迷惑をかけてしまうかもしれません。

自分の会社・事業を継続することは、
最上位目標であると言っても過言ではありません。

つまり、経営をしていくにおいても
休むことが大事なことになるわけです。

*

しかし、事業計画や経営計画を綿密に立てる人でも、
休みについてはさほど考えていないというケースは多いんじゃないでしょうか。

たぶん僕も、休みについて考えたことはなかったと思います。

まあ、じっくり時間をかけて考えるようなことは無くてもいいでしょうが、
頭の片隅には置いておくべきだと思います。

特に、
・やり始めのとき
・若いとき
・勢いに乗っているとき
はアドレナリンが出ていたりすると、
動きたくて仕方がなく休みが疎かになりかねない状況に陥ります。

こういうときに落とし穴に落ちてしまいがちですが、
冷静に休みのことも頭に入れておきましょう。

今休めば1日の休息で回復できるところを、
「まだもう少し大丈夫!」
と思って無理をしてしまうと、
後々回復に何日も要することなってしまい、
1日の休みで済むところが
結果的に何日も休むことになってしまう
なんてことはよくあることです。

僕も経験があるんですけど...。

上手く休むことも、常に頭の片隅には置いておくべきですね。

*

「他人が休んでいる時に努力をすることで差をつけることができる」
というような啓発もよく見受けますが、
それはそれで間違いではないとは思います。

ただ、余力がほとんど無い状態で
回復に当てるべき休みを返上するようなことには、
少々疑問が残ります。

休みがダブついているような状態であれば
どんどん活動していけばいいと思いますが、
無理のない状態を維持するために休むことは
必要な休みを上手くとることになります。

それは決して怠慢ではなく、自己管理なのです。

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