「知っていること」と「実際にできる」ことの間には大きな差がある

起業の心得

情報量もたくさんあって知識もたくさんあるのに、
なぜかうまくいかない…
という人はいませんでしょうか?

どちらかというと自分のことよりも
他人を見ていて感じることがあるかもしれませんね。

あんなに知識も情報も豊富なあの人が
うまくいかないなんて…
という感じで。

しかし実際にこういうことはあるもので、
「知っている」「わかっている」からといって
「結果を出せる」というものでは無いのです。

当たり前と言えば当たり前のことですが、
ノウハウ販売などの情報商材が氾濫している現代では
改めて認識しておいたほうがいいことですね。

*

まず、
「知っている」ことと「人に教えられる」ことには
大きな差があります。

自分が知っていると思っていても、
いざ人に説明したり教えたりしようとすると
きちんと伝えることができないということは
よくあるのではないでしょうか。

これは知っているつもりになっているけれども、
実際は自分の中で消化しきれていない
という状態に当たります。

本や文章など目で見て自分の頭の中で確認するレベルなら
「ああ、聞いたことあるな。知ってることだ。」
という思考になるので「知っている」と認識するのですが、
口で話してアウトプットしようとすると
なかなか言葉になって出てこない
という状態になっている時ですね。

この段階では口で話して説明できるレベルまで
咀嚼して自分のモノにしていくことが必要で、
そうなってこそ
真に「知っている」と言える状態になると思います。

そして、
「人に教えられる」ことと「自分ができる」ことにも
大きな差があります。

人に教えることができて自分のモノになっていると思ったけど、
行動に移してみると思ったようにいかないという状態です。

頭の中のイメージと行動が合致しない感じですね。

この段階では、
何度も実際にやってみることで頭の中のイメージと
行動を一致させていくという作業が必要になります。

この、頭の中と行動の一致ができると、
「知っていること」に深みが出てきて
人に教える時にも説得力が付いてくるようになると思います。

さらに、
「自分ができる」ことと「結果を出す」ことにも
大きな差があります。

これはもう言わずもがな、
結果につながる行動になっているかどうかということです。

*

こうやって見ると、
「知っている」状態と「結果を出す」状態の間には
いくつかの段階があって
大きな差があるのがわかりますね。

知った気になっているだけでは
結果が出ないことは明白です。

勉強をしたりノウハウを仕入れたりする時には、
こういった段階を踏んで差を埋めていく作業、
時間と努力が必要だということを
改めて認識しておきましょう。

コメント

タイトルとURLをコピーしました