弱点は気にせず「特長」をつくったほうが勝負しやすい

起業の心得

自分自身の弱みや強み、わかりますか?

人は誰しも弱い部分もあれば強い部分もあるでしょうし、
苦手なこともあれば得意なこともありますよね。

たまに
「この人には弱点が無いのか?パーフェクトヒューマンだ!」
なんて感じてしまう人を見ることもあるかもしれませんが、
外から見ているとパーフェクトヒューマンに見えたとしても
その人自身の内面ではやはり弱点と感じる部分や
苦手な分野があったりするものです。

自分自身の弱み・強みにどう向き合うか
という話なんですけれど、
向き合い方としては二つのパターンが考えられます。

● 弱みを克服して弱みを無くしていく
● 強みを伸ばしていく

最終的に何を目指すかによって
最適解は変わってくると思いますが、
独立起業するという観点で考えてみると
やはり後者の
「強みを伸ばしていく」
という向き合い方のほうが適していると思います。

独立起業するのであれば、
「自分は○○ができます」「○○が得意です」
とスパっと言えることが
思った以上に大事だと感じるからですね。

つまり、「自分の特長は何か」を
はっきりさせておくことが必要だということです。

自分の特長は得てして
強みや得意なことであるものですよね。

そこを磨いてぶち抜いて
「○○なら誰にも負けない」
と思えるレベルをつくっておくと、
事業を始めた後も断然やりやすくなります。

実際のところ、
「なんでもできます、なんでもやりますよ」
では仕事を得ることは難しいですが、
「××はできませんが、○○なら任せてください」
と言う方が仕事を得やすいのは間違いありません。

特長をはっきりさせておくことは
ものすごく大きな武器になるはずですので、
もしこれから事業領域を考えていくのであれば
強みや得意分野を伸ばして磨いて
自分の「特長」をつくり上げたほうが勝負しやすいでしょう。

もし弱みのほうが気になって
弱点を克服しようとしても、
そもそも弱い分野に着手するわけですから
時間がかかる割には大した結果にならない
可能性が高いと思われます。

そして、たぶん楽しくないでしょうから
それなりの形になるまでモチベーションが続くかどうかも
怪しいところですよね。

なにより、
それなりに弱点を克服できたとしても
それが自分の特長になることは
まず無いでしょうしね。

それよりも強い部分や得意分野を伸ばして、
弱点が気にならなくなるくらいまで磨き上げるほうが
独立起業する上では適した選択肢であると思います。

そして、自分に確固たる軸があれば、
弱い部分や苦手な分野は
アウトソースするとかパートナーと協業するとか、
いろんな方法をとることができるようになるものです。

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