独立・起業を志すと、
いろんな勉強を始める人が多いと思います。
起業に限らず、
何か新しいことを始めるときには大抵そうかもしれませんね。
最初はホントに知らないことばかりだし、
何から手を付けたらいいかすらわからない状況もあることでしょう。
そこからいろんな勉強をすることで
様々な知識をつけていくことになりますね。
知識を豊富に持っていることは武器になりますし、
時間が経つとアップデートする必要も出てきますので、
いつまでたっても勉強することは大事だなあと感じます。
ここでもう少し突っ込んだ考え方をすると、
勉強することで知識はついていきますが
知識を持っているだけでは実は十分ではないと思っています。
知識は持っているだけでなく、
実際の行動に当てはめてみることによって
「見識」に変えることが必要だと思います。
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見識というのは、広辞苑によると
” 物事の本質を見通す、すぐれた判断力。
また、ある物事についてのしっかりした考え、見方。 ”
とあります。
僕は「実体験」という感じのニュアンスで捉えていたのですが、
どちらかというと後半の「ある物事についてのしっかりした考え、見方」
に近いかなと感じました。
要は、勉強して得た知識だけでは浅いということです。
頭の中で知っているだけのことと
実際に体験としてやったことがあることとは
雲泥の差があり、全く別物といっていいと思います。
実体験の経験値というのは、非常に深みがあるんですよね。
水泳なんかに例えてよく言われますが、
泳ぎ方を本などでどれだけ調べて知っていても実際に泳ぐことはできない
というアレです。
泳げるようになるためには、実際に水に入って
手足を動かしてみて練習しないといけないわけですね。
その手足をうまく動かすために
動かし方を勉強しておくと練習がスムーズになる、
知識が武器になるということです。
そして、実際に水に入って手足を動かしたことがあるかどうかが
知識を活かして深みを出すことにつながります。
なので、勉強して得た知識は実際の行動に当てはめてみて
実体験の経験値として見識に変えていくといいと思います。
それによって、広辞苑でいうところの
「物事についてのしっかりした考えや見方」
が身に付くことになると思いますね。
自分の知識を他の人に教えたり説明したり披露する機会に
実体験を事例として添えることができるようになると、
その知識は見識として真に自分のモノになったと言えるでしょう。
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そしてこれは、
インプットとアウトプットのバランスという話にもつながります。
インプットが続きすぎるとしんどくなりますよね。
ある程度インプットしたらアウトプットしてみる、
という繰り返しをバランスよくすることが
知識と見識を平行して積み重ねていくことにもつながるのではないでしょうか。
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