起業とサラリーマンは、比べるものではない

起業の心得

起業したいと考える人が多くなってきているようですね。

いろんなSNSを見ていても、「起業したい」という文面をよく見かけます。

では「なんで起業したいと思うのか?」と聞かれた時、どのように答えますか?

当然のことながら回答は人それぞれ、いろんな答えがあると思います。

・自分が考えているビジネスをやりたい
・社会にある課題を解決したい
・金持ちになりたい
・自由に働きたい

自分自身の動機なんですから、そこには正解も間違いもありません。

きっかけや動機は、ほんとになんでもいいと思います。

ちなみに私自身の最初の起業のきっかけは、「社長をやってみたい」でした。(笑)

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基本的にはきっかけや動機はなんでもいいと思うのですが、
そんな中でも一つ気になっているものがあります。

「サラリーマンがイヤだから起業したい」というもの。

これも最初のきっかけとしてであれば別にかまわないとは思うのですが、
ただただ「サラリーマンでなくなるために起業をしたい」
というニュアンスの文面を見かけると
ちょっと違和感を感じるんですよ。

「起業するのは怖いからサラリーマンを続ける」
というのも、意味合いとしては近いものになりますね。

要は、「サラリーマンでいるか、起業するか、どちらがいいか」という、
サラリーマンと起業を比べて二択をしているだけのような印象を受ける場合は
少々違和感を感じますね。

きっかけや動機はほんとになんでもいいと思いますが、
いずれそこからやりたいことや目指すことを膨らませていって、
実態を作っていくことで起業が実現することになります。

起業というのは、最終的には
やりたいことや目指すことを実現するための手段なんですね。

「サラリーマンか起業か」のような話の場合は、
それぞれが目的化してしまっているような印象を受けます。

そこは絶対に間違わないようにしたほうがいいと思いますね。

そうしないと、おそらく起業もうまくいかない可能性が高くなると考えられます。

*

サラリーマンでもやりたいことができて充実している人も、たくさんいます。

起業して会社経営の中でやりたいことができて充実している人も、たくさんいます。

サラリーマンであろうと起業した経営者であろうと、
充実している人はやりたいことをやっている人だということです。

そして、やりたいことができるのであれば、
サラリーマンであっても起業であっても
それはいい選択ということです。

だから、サラリーマンと起業を比べることはナンセンスであって、
その先にある「やりたいことができるフィールドはどこにあるのか」
という視点で見ることが大事ですね。

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