「独立・起業するのに、どんな準備をすればいいですか？」
よく聞く質問ですし、起業を考えるときにはまず気になることの一つだと思います。
これに対するベストアンサーは、
「今すぐ始めるのがいい」
ということになります。
これもよく聞く回答だと思うんですけど、
実際に自分で事業をやってみるとこの回答の意味がとてもよくわかるようになります。
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「どんな準備をすればいいか」と考えている人に
準備したほうがよさそうなことを聞いてみると、
市場調査とか競合分析とかが挙がってきがちですね。
でも、あくまで零細企業や一人会社規模の話になりますが、
自分がやりたい事業や世に広めたい商品・サービスがあるのなら
今すぐ始めて動き出せばいいと思います。
市場調査について言うと、
大企業の一大プロジェクトのように
「○○業界のシェアを●●％取っていく」
みたいな壮大な話であれば市場調査が大きく左右してくるでしょうが、
小さい会社であればさほど気にしなくていいと思います。
仮に市場規模が非常に小さかったとしても、
斜陽産業だったとしても近い将来に完全に無くなってしまうものでなければ、
一零細企業の売上を満たすくらいは十分あるはずです。
僕は斜陽産業に飛び込んでいった事業が一つありますが、
今は自社の中では柱の一つになっています。
また競合分析について言うと、
自分の商品やサービスに勝算があるのであれば
他社が何をしていようと気にする必要はありません。
実際にやり始めて、もしもうまく進まなかったときに、
「他社はどうやっているんだろう」という視点で調べてみる
くらいの感じで捉えておけばいいと思いますね。
そして、こういった準備をすすめていったとしても、
実は「いつまでたっても準備が整うことはない」ということになる可能性が高いのです。
なぜなら「やってみないとわからないこと」って結構たくさんあるので、
準備段階では「やってみないとわからないこと」はすべて保留になってしまうんですね。
準備ができたと満足する瞬間って、おそらく来ないと思いますね。
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いずれにしても、自分自身
「この事業をやりたい」
「この商品・サービスを世に広めたい」
というものがあるのなら、今すぐスタートすればいいと思います。
やりながら足りない部分や至らない点は修正していくほうが、
スピードは間違いなく早いし、間違いなく楽しいです。
頭で悶々と考えるだけはなかなか前に進まないもので、
インプットばかりでアウトプットしなければしんどくなるのと同じような状態に陥ってしまいかねないですからね。
そして、準備をしているうちに容赦なく時間は過ぎていくので、
せっかくのアイデアがタイミングを失ってしまったり、
自分の熱も冷めてしまうようなことになると非常にもったいない。
「起業したい」と思ったら、すぐに始めることをおすすめします。
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