一次情報が得られるお付き合いを大切にしよう

起業の心得

サラリーマンを辞めて独立すると、当然ですが、いろんな変化があります。

決まった時間に会社に行かなくてよくなったり、
スーツを着ることが少なくなったり、
仕事終わりで飲みに行くことが少なくなったり。

人によってそれぞれの変化のとらえ方はマチマチでしょうから、
たとえ同じ変化であったとしても
いい面と捉える人もいればマイナス面と捉える人もいることでしょう。

いずれにしても、サラリーマンから独立事業者に変わることによって、
各人にとって良くも悪くもいろんな変化があると思います。

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僕もいろんな変化を体感しましたが、
その中でも大きな変化の一つとして感じたのが
『入ってくる情報量の減り具合』
でした。

これは結構驚くほどの変化だったと記憶しています。

僕の場合はサラリーマンの時は、会社に行けば
同僚だったり上司だったり部下だったり、
周りに誰かがいる環境で日々過ごしていました。

会社の規模や職種によって環境は違うでしょうから、一概には言えませんけど。

で、周りに誰かがいる環境であれば、
無意識のうちにも何かしら会話が交わされていたわけですね。

そのなにげない会話の中に、実はいろんな情報が含まれていたことに
会社を辞めてから気づきました。

つまり、同僚だったり上司だったり部下だったり、
周りの誰かとの会話で実は結構な情報収集をしていたんだな
ということが分かったわけです。

特に、人数が多い会社に勤めていたところからの独立となると、
その変化が顕著に表れることになると思います。

ホントに、結構驚きましたね。

独立して一人になった後は、
自分で意識して積極的に情報を取りに行かないと
何の情報も入ってこないということにもなりかねないような感じでした。

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今はWEBサイトやブログ・SNS・動画などネット上の情報も多彩になったので、
ネットからある程度の情報は取れるでしょうから
以前よりマシだとは思いますが、
ここでもう一つ大事なのは『一次情報』です。

一次情報というのは、生の体験談とか経験則とか、
「発信するその人自身が出所である情報」
という感じの捉え方で大きな間違いは無いと思います。たぶん。

この一次情報にものすごく価値があるんですね。
特にビジネスの世界では。

又聞きとか、セミナー用に加工された情報なんかは、
二次情報・三次情報ということになります。

そしてこの一次情報を得るには、
やっぱり人と会って話を聞くことが必要になるんですね。

ですから、独立すると
自然と入ってくる情報は減るし、
周りに人がいなくなるし、
飲みに行くことも少なくなるかもしれませんが、
一次情報が得られる付き合いは特に大切にするといいですね。

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