結果が出ない時こそ、人の意見を聞き入れよう

起業の心得

「人の意見は謙虚に聞き入れるようにしよう」

独立しようとか起業しようとか考える人にとっては
おそらくよくわかっていることだと思います。

「そんなの、当たり前だよ」ということかもしれません。

しかし、これが当たり前でなくなってしまうことがあるんですね。

振り返ると、僕も一時期は
素直に人の意見を聞くことができないときがあったなあ
と思い起こされます。

 *

当たり前のように人の意見を聞くことができている時は、
平常心でいる時ではないでしょうか。

焦ったり迷ったりせず落ち着いてるときには、
さしたる抵抗もなく人の意見がすんなりと入ってくることでしょう。

しかし、平常心と落ち着きが揺らいでしまう状態のときは、
これが当たり前とは思えなくなってしまうんですね。

起業してからで言うと、なかなか結果が出なかったり、
思うようにうまくいかなかったりする時にそうなりがちです。

結果が出ていない時に人から意見をされると、
なんだか無能な自分をけなされているような感じで
受け止めてしまう傾向にあるんじゃないかと思います。

だから、「自分は無能なんかじゃない」という心理状態から、
人の意見に対してどうしても反論になってしまう場合が多い。

虚勢を張って対抗しようとしてしまっているような状況ですね。

あくまで僕の経験則によるものなので、
当てはまらない人もいるでしょうけど...。

うまくいかない時こそ、
自分の考えだけでなく人の意見を聞いて参考にすべきなんですけど、
なかなか素直にそうなれないんですよね。

 *

結果が出ない時は、
虚勢を張って人の意見を素直に聞き入れることができない。

結果が出ている時は、
落ち着いて人の意見を聞くことができる。

こんなふうになりがちなんですけど、
人の意見はいつでも謙虚に聞くようにしましょう。

実際にその意見を採用するかどうかは別問題なので、
後で自分で判断をすればいいんです。

いいと思えば取り入れればいいし、
やめておこうと思えば参考情報としておけばいいんです。

しかし、端から聞き入れないのは非常にもったいない。

結果が出ないのは、
まだ結果が出るまでの途中段階かもしれないし、
少なくとも自分が決めたことに挑戦している証拠です。

他人と比べて負い目を感じるようなことではないですからね。

そんな時に、自分の考え方だけではなく人の意見も聞いてみることで
何かしらのヒントや考え方の広がりが生まれる可能性は往々にしてあります。

謙虚さと素直さは、どんな境遇に置いても持ち合わせておきたいですね。

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